倒産を防ぐ中小企業の作戦とは?その2

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倒産を防ぐ中小企業の作戦とは?その2

前回の 倒産を防ぐ中小企業の作戦とは?
その2を お送りします。

今週は、実は「反省」しています。
それは、クライアントのスタッフでもない
営業の方に・・・・・
「だから、、あなたは売れないねん」って
言っちゃいました。

本当に売れない営業なんです・・・って
わかったので、ついつい言っちゃいましたが
やっぱりアドバイスなんて無駄だし、
客である私から説教されることも必要
ないので、申し訳ないことをしました。

しかし、本当に彼からは
ほとんどの経営者が勘違いしてる事と
同じ「売れない」考え方を感じました。

多くの経営者が、ここに気がつかずに
実際に倒産にまで追い込まれるのですから。

その「考え方」とは?
・良いサービス、商品を提供すれば
それだけで集客でき、売れる
・良い立地条件で綺麗であれば
それだけで、集客でき、売れる
・値段を安くすれば
それだけで、集客でき、売れる

あなたはどうですか?
似た考え方で言えば・・・・・
・きれいなホームページ作れば
・SNSに多くの記事を書いていれば
・良い従業員さえいれば

これらはぜ~~んぶ勘違いです。

ぜ~~んぶ「自分目線」です。

前回の内容にもあったように私たち
中小企業は大手とは違う戦略で「信頼」を
得て「売り上げアップ」する
「倒産しない」方法を実行していかないと
本当に「売れない」会社になってしまいます。

その方法とは 「お客様と結婚する」
つまりは、「お客様と一生を共にします」という
経営の覚悟(考え方)を持つことです。

冒頭で説教してしまった営業の方は
私が「あなたのビジネス」に興味を示していますよ
・・・という意図を持った見込み客であったはずです。

そこでは、継続的に私が必要とする
「価値ある情報」と「紹介した時の紹介料契約書」を
提案してもらう話をしました。

もちろん、私のハガキサイズの名刺を
渡してすべての個人情報を提供していましたが
この会社(この営業の方)からは、
約29日間 な~~んの連絡もありませんでした。

「来店ありがとう」のサンキューメールもない
「まだ提供できる情報がない」という状況メールも
「契約書が用意できました」という報告メールも

そこで30日目に
「契約書だけでも取に伺いました」と 再訪問したときに、
「契約書は店長がいないので・・」
という彼についつい「だから、あなたは売れへんねん」
と言ってしまった一言でした。

これは営業個人の問題ではありません。 あきらかに経営者=会社が 「お客様と一生を共にします」という マインドセットを持っていないことを意図しています。

もし、あなたが結婚相手を探していて
相手の方から「プロフィール」を持参してきて
付き合ってみたいと思ったなら、とってもマメに
連絡するでしょう?

メール、LINE、電話、FAX・・・
手に入れた連絡方法を駆使して
「もう一度会って、話を進めたい」と
きっとなるでしょう。

なぜなら自分の「信頼」を得ることが
最も結婚というゴールに近づける方法だと
理解しているからです。

しかしながら、これが「ビジネス」となると
途端に「結婚見込み者」への放置プレイが
始まります。

ほっておいてもまた会いに来てくる?
その間に、他の相手からアプローチは来ない?

あなたのサービスや商品は そんなに魅力的なんでしょうか?
ほっておいても勝手に集客できて
勝手に「お金」を払ってくれるのでしょうか?

集客、売り上げがダウンしてきたから
店舗の内装をリニューアル工事をして 着飾るのって、
モテようとしてブランドの服と 眉毛を整えている
「見た目だけ」の奴と 同じ事をしています。

まずやる事は 「信頼」を得る事
その為には 「接触回数」を増やす事
その中で
「価値ある情報」で喜ばす事
そして 「あなたなしでは・・・」と相談してもらう事

いたってシンプルな行動です。
なぜ、面倒だと考えて簡単な方法で
「人」を動かそうとするのですか?

あなたと言う「自分」が、あなたから連絡するという
事でさえ「自分」を動かせないのに・・・・・・

そんな「あなた」が、「人」を動かせるはずがありません。

いまや「結婚相手」に連絡する方法なんてSNSをはじめ
無限にあります。

でも、行動できないのは?
「お客様と一生を共にします」という
そもそものマインドセットがないのです。

・・・と言う事は?
このマインドセットを「身体化」し
自分を動かせることが出来たなら?

そうです。 「売れる人」になれるのです。

「お金は、ありがとうという意味」

追伸
数年前、某サッカークラブのファン係の方と
携わっていた時の事です。

ファンクラブ会員を増やそうと彼は
その時の会員全員に「連絡」をしました。

8000人へ「手書きの手紙」を送りました。

自分を動かせれば、何でも出来ますよね。

ダーヤマ

投稿者プロフィール

~夢に向かってちょっとアホな事を本気でやる仲間探しの人生~

1969年京都市東山区生まれ53歳。
清水小学校(現在のホテル清流)⇒洛東中学⇒日吉ヶ丘高校出身。

 
 30歳の時に、10年間勤めていた広告会社が突然倒産その後、もっとも営業が厳しいと言われる損害保険会社へ入社。直後の研修時代に営業成績4万2千円しかなく、いきなりクビ寸前まで追い込まれてから必死のパッチの営業で、売り込まない「一見さんお断り」セールスを偶然やりだし、3年2か月後に510倍以上の成績を達成して独立起業を果たす。

 
 2017年から広告を取り扱い「まずやってみる」精神でSNS,メルマガ、ニュースレターなどネット、ダイレクトレスポンスマーケティングも実践中。

 2022年に地元の清水に戻り、世界的観光地の京都がコロナ感染症による観光客減少、外国人宿泊客99.9%減という経済的破壊を目の前にして京都を盛り上げよう!と【京都超作戦】と勝手に命名し、京都を盛り上げるため「夢に向かってちょっとアホな事を本気でやる仲間探しの人生」をライフテーマに掲げ、日々、仲間を探索&募集中。

   

 裏では、実兄の清水寺ふもとの店舗で苔ビジネスの立ち上げをサポートし、SNSや集客、マーケティングをこっそり実践中。    

観光目的の一見さんお客からの常連客作りへビジネスモデル大転換(パラダイムシフト)に日々奮闘している。

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