年間250万人集客するお坊さん
- 2022/8/15
- リピーター集客
こんにちは、ダーヤマです。
私の実家近くには、歩いて5分でつくお寺さん=京都有数の観光客が訪れる清水寺があります。なんとピークの時には観光客1日2万人も訪れていました。
ご存知の通り、コロナ禍の現在ではその半分にも満たなくなってきましたが、さらに京都でも少し外れたお寺になるとほとんど観光客が来なくなるのです。
いまや全国7万件あると言われている寺院も5年後には、3割の2万件以上が廃業する
「お寺大廃業時代」となってきました。
飲食、美容、歯科医院、士業、保険、小売、、
そして、お寺も「集客」しないと潰れていくのです。しかし、そんな中「気軽に来れるお寺さん」をコンセプトに年間250万人集客するお坊さんがいます。
それが、東京「築地本願寺」安永宗務長。
まさに!お坊さんマーケターです。
【築地本願寺が実行したマーケティング】
・お洒落な精進料理風ランチのカフェ
・本堂でのコンサート
・雅楽の演奏による結婚式
・都内の格安&便利な集合墓地
・ホテル並みの宿泊施設
・仏教の書籍も多数ある書店
・日本一おいしい盆踊り などなど
私も2度参拝に行きましたが、カフェには行列が出来ていてランチには、ありつけませんでした(汗)平日にもかかわらずです。
あきらかに「築地本願寺」の【在り方】が寺院という視点ではないのです。実は、このお坊さんは、元銀行マン⇒コンサルタントして独立⇒通信教育で僧侶・・・という異色の経歴の持ち主です。
就任当初に、参拝者が減りこのままでは危機的状況になると改革に挑みます。
まずやった事は?寺院の「在り方」を変える事。お寺に来てもらうのではなく、気軽これる楽しい「場」としました。
寺院の僧侶、職員150人へ「顧客主義」へのパラダイムシフトを毎週の会議で浸透させ、全員からイベントや企画の立案が出てくるほどになりました。
お坊さんパラダイムからの脱却ですね?
当然、古参や頭の固い人から大反発がおこりますが、岩に水が染み入るが如く・・・
ひとつの集客の仕掛けを実行して、修正を繰り返し結果を出していく。
人の変容は、時間がかかります。雷に打たれるように、いきなり考え方や在り方が変わるようなことは滅多にありませんよね?
もし、あなたがこの様に「お参りするだけのお寺さん」⇒「気軽に来れるお寺さん」に
変えて、集客したい!売上げをUPしたい!
と思うなら、、、
【あなたの職業は、なんですか?】
この質問に答え見てください。
✖私は、僧侶でお寺の住職です
✖美容師で美容院を経営しています。
✖不動産の営業で家を売っています。
この答えでは、ダメですよね?
私は●●屋さん視点からのシフトが必要です。
◎私は、ワクワクするお寺を提供する人です。
◎美と健康を実現するプロデューサー
◎一生笑いあう家族が暮らせる場の提案者
『ドリルを売るなら穴を売れ』
誰も喉から手が出るほど「ドリル」が欲しい!!!・・という訳ではありませんよね?DIYで素敵な本棚を作るために「穴」が必要なのかも?「穴」=「利益」です。
顧客にとっての「利益」が、たくさんあればあるほど、それを求められるのです。
お寺と同じであなたのビジネスに「ご利益」があれば、お客様は集まってくるのですから。