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勝利の条件「自分たちのサッカー」をしない
- 2019/1/29
- セールス・販促・マーケティング
勝利の条件「自分たちのサッカー」をしない
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こんにちは、山田です。
いや~4年に一度のアジアカップ39戦無敗の
イラン相手に日本代表は、なんと3-0の完勝でした!
なんで、こんなに勝てるの!?
これには、ちゃんと理由があります。
実は、現在の代表監督「ポイチ」こと
森保一(モリヤスハジメ)監督の戦略(考え方)が
私たちのビジネスの参考になるのです。
サッカーの戦術は、とってもザックリ分けると(笑)
●自分たちの決めた戦術で戦う(自分中心)
●自分たちのサッカーをしない(相手中心)
こういった戦略があります。
今の日本代表のサッカーは?
「自分たちのサッカー」をしないチームです。
もう少し具体的に言うと・・・
相手の強み、弱み、戦略(戦術)を冷静に
分析して目先ではなく90分全体を見て
相手によって柔軟に対応していく
ちょっと、いやらしいですが
相手の強みを消し、弱みをついていくのです。
「なんと!姑息な!」と思いましたか?
でも、森保一(モリヤスハジメ)監督が就任してからは
10勝1分0敗
無敗です。
この戦略(考え方)が、ほとんどの方は出来ずに
苦労していませんか?
ビジネスの中では、
「自分たちのサッカーをする」ことを
プロダクトアウト発想といいます。
少し耳の痛い話になるかもしれませんが
「自分が良いと思っている」ことを売る事です。
私も日々、いろんな経営者から聞くワードです。
■うちの料理は、食材にこだわっているのです。
■うちは一流レストランで修業したシェフが作っている。
■うちの縮毛矯正の技術には、自信があります。
■うちの整体の施術は特殊なんです。
■うちのお湯は、天然温泉の源泉かけ流しです。
■うちの印刷技術は、独自のオフセット印刷です。
■うちの「染み抜き」の方法は、、、、
・・・という具合です。
自分の良いと思う商品、サービスを軸にします。
「あなたが、良いと思っている」事です。
一方で
「自分たちのサッカーをしない」
これは、マーケットイン発想といいます。
マーケット・・・つまり顧客が求めているものを
こちらで提供していく考え方です(ニーズ優先)
どちらが正しいとかは、ありませんが
ほとんどの場合、プロダクトアウト発想で
職人的で現場が好きで・・・
自分の「商品・サービス・技術」優先
少数ですが、マーケットイン発想をしている方は
現場を詳しく知らず(干渉してない)
顧客の「欲しいもの」ニーズ優先
有名なマーケティングコンサルタントの
メモには、やってはいけないことTOP10が
書いてあるそうです。
1位 あなたの思いは誰も買わない
2位 あなたの思いは誰も買わない
3位 あなたの思いは誰も買わない
4位 あなたの思いは誰も買わない
5位 あなたの思いは誰も買わない
6位 顧客の欲しいものを目の前に置け
7位 顧客の欲しいものを目の前に置け
8位 顧客の欲しいものを目の前に置け
9位 顧客の欲しいものを目の前に置け
10位 顧客の欲しいものを目の前に置け
あなたの売りたいものだけではなく
顧客の声を聴いて柔軟にカスタマイズすればいいのです。
例えば、ネーミングやキャッチコピーを変えるとか・・・
靴下の「通勤快速」のように!
(はじめ、フレッシュライフという商品名で売れませんでした)
ビジネスの根幹を変えずとも「視点」「発想」を
ずらすだけで、マーケットイン発想できませんか?
もし、ネーミングやコピーを変えたい
発想を変えて売り上げアップしたいという方が
いても、私に相談しないでくださいね。
なぜって?
今どんな業種でも
「法人顧客を獲得する方法」の発想転換企画が
目白押しだからです。
例えば・・・
・美容サロンが、個人客ではなく法人客を獲得する広告企画
とか
・整体院が、近隣の法人から集客する企画
・フィットネスジムが、法人の女性スタッフを会員にする方法
・SNSで法人がザクザク求人採用できる企画
・居酒屋が、常に法人から団体客を獲得する
・生保営業が、社長から重宝される情報営業メソッド
などなど
これらもすべて
法人が求める(ニーズ)を商品化するだけで売れるのです。
あなたは、どちらを目指しますか?
マーケットイン?
それとも?