どうして良い商品、サービスを作ってもダメなのか?

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こんにちは、ダーヤマです。

私の仕事は
●売れない物を売る
●集客をする
を広告で行っていく事です。

ですから、相談いただく内容は
「この新しい商品を売りたい」
「セミナーに集客したい」
「どうやったら?」・・・という
お話がほとんどです。

アイデアや新しい発想を求められますが
そもそも似たような物が世の中に
溢れかえっていますから
商品ありきで相談されても
『売れるかどうかわかりません』
(心の声:ほぼ売れないでしょうね)

『良い商品、製品だから売れるのではなく』
『売れた商品、製品が良いのだ』

もともと日本の会社が創り出す
商品、製品は良い物ばかりです。

でも、全部が全部ヒットして売れる訳では
ないことからも、良い商品、製品だから
売れるという事ではありませんよね?

やっぱりほどんどが
『プロダクトアウト』なんです。

先に商品、製品ありきで作ってしまってから
【さあ、どうやったら売れるんだろう?】と
考えているという事です。

この考え方ではダメで、まず
「お客様のニーズは?」をリサーチする事です。

私がクライアントさんへお勧めしているのは
「常連客へ何故、うちと取引しているのか?」
「さらに、何で困っていたのか?」を
聴く事です。

ちまたでアンケートしたり
モニターで新規客に聴いたりしても
表面的なニーズや意見は出てきますが
意味のないわかりきった情報で
あることがほとんどです。

表面的なわかりきったニーズを解決する
満たす商品、製品はすでに世の中に
出回っていますから

それらをヒントに作り出しても
結果、売れないものとなるわけです。

ですから、信用度が高い常連客に
率直に耳が痛くなるような意見を
ばんばん伺えばいいのです。

そして、その意見や考えを満たせて
さらに常連客も気が付いていなかったような
商品、製品を考え抜いて

そっと、目の前においてみると
どうなりますか?
「そうそう!これが欲しかったんだ!」
となるでしょう。

良い例の業界が、本屋さんです。

今や、AMZONや電子書籍で
本が売れないと、大型書店も閉店に
追い込まれています。

しかし、「これが欲しかった!」で
「いわた書店」という小さな本屋さんでは

いわたさんが、独自にチョイスした
本を提供する【1万円選書】という
サービスが、大ヒットしています。

また東京の青山ブックセンターの
跡地にできた「文喫(ぶんきつ)」では
会員制で1500円の入場料のサービス提供を
開始しています。
「文喫(ぶんきつ)」HP

もちろん、元は書店ですから
●3万冊の本を読み放題
●コーヒー、煎茶はお替り自由
●ケーキ、軽食、アルコールもあり
●Wifi、電源完備

1日中好きな本をコーヒーを飲みながら
仕事も出来きて、ゆっくり座りながら
(立ち読みだと思われない安心感もあり)
過ごせる

「そう!こんな本屋さんが欲しかった!」
というサービスです。

やはり売れる商品、サービスを作り出すには
固定概念にとらわれない
業界の常識を覆す唯一無二の物を
作り出す視点が必要です。

そもそも商品、サービスを作り出す前の
コンセプト(戦略)が最も大事なのです。

商品開発部門や営業、マーケティング部門に
出来るものではなく
コンセプトメイクは、完全に
経営者の仕事となります。

ぜひ、一緒に業界の常識を覆す
「売れる商品、製品」を考えていきませんか?

 

 

ダーヤマ

投稿者プロフィール

~夢に向かってちょっとアホな事を本気でやる仲間探しの人生~

1969年京都市東山区生まれ53歳。
清水小学校(現在のホテル清流)⇒洛東中学⇒日吉ヶ丘高校出身。

 
 30歳の時に、10年間勤めていた広告会社が突然倒産その後、もっとも営業が厳しいと言われる損害保険会社へ入社。直後の研修時代に営業成績4万2千円しかなく、いきなりクビ寸前まで追い込まれてから必死のパッチの営業で、売り込まない「一見さんお断り」セールスを偶然やりだし、3年2か月後に510倍以上の成績を達成して独立起業を果たす。

 
 2017年から広告を取り扱い「まずやってみる」精神でSNS,メルマガ、ニュースレターなどネット、ダイレクトレスポンスマーケティングも実践中。

 2022年に地元の清水に戻り、世界的観光地の京都がコロナ感染症による観光客減少、外国人宿泊客99.9%減という経済的破壊を目の前にして京都を盛り上げよう!と【京都超作戦】と勝手に命名し、京都を盛り上げるため「夢に向かってちょっとアホな事を本気でやる仲間探しの人生」をライフテーマに掲げ、日々、仲間を探索&募集中。

   

 裏では、実兄の清水寺ふもとの店舗で苔ビジネスの立ち上げをサポートし、SNSや集客、マーケティングをこっそり実践中。    

観光目的の一見さんお客からの常連客作りへビジネスモデル大転換(パラダイムシフト)に日々奮闘している。

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